戸郷が語るだけ

思ったことをひたすら文章化して語ってく

ドラゴンズファンクラブ2022に思うこと

追記)来年度バージョン

 

togotalk.hateblo.jp

 

 

 

 こんにちは。現ドラゴンズファンクラブのゴールド会員です。

 来年も当然のようにゴールドで継続のつもりでいました。詳細発表があるまでは。

 

 先日公式サイトで発表された来年のファンクラブ内容を見て、失礼ながら

 「正気ですか!?」と思ってしまった。

 Twitterには書ききれない程言いたいことがある。だからここで言う。

 

 

 「こんな意味わかんねー底辺ブログに書いてないで公式に直接言えや」と思われるかもしれない。

 それは何も言い返せんわ……

 

 あと、こんな記事でも読みたいという方は気持ちは嬉しいんですがまずは来年のファンクラブに関して公式サイト等で情報を確認してください。

 冷静に考えてこんなことになるのはおかしいので自分がどこかで情報を勘違いしているような気がします。

 

 また、私は内部の人ではないから細かい内部事情は当然知らないし、経営も運営もわからないアホですので、見当はずれで頓珍漢なことを言っていたら申し訳ありません。

 まあ、自分の思ったことをそのまま書いていきますが真に受けず戯言程度に見てください。

 

2021/09/29追記:ゴールドに関してはどうかと思うということをつらつらと書いていきますが基本的にレギュラー会員はオススメできる内容かと思います。(クーポンの仕様を理解した上で使い切れる方であれば)

 

2021/10/27追記:ゴールドの枠埋まったんですね。これに関しては素直におめでとうございます。

ただ来年以降改良することは必須だと思います。

 

グッズについて

 なぜ選択肢がないんだい?

 ドラゴンズ公式サイトには

FC事務局が厳選したゴールド会員限定グッズです。

 

ドラゴンズ公式サイトより引用

dragons.jp

 

 とあるが厳選しすぎである。1択じゃないか。

 これなら選択肢のあるレギュラー会員の方がいいじゃないか。

 

 「ちょっと待ちな! レギュラーじゃゴールド限定品は選べないぜ

  だからレギュラーの方がいいとは一概には言えないよ」

 と反論がある方。いや、あれは選択肢に入らないから。

 選択問題だったら問題文読む前から「これはありえねーよ」って答えから弾かれるやつだから。

 

 冷静に考えてほしい。ゴールド限定のアレはいつ使うんだ?

 普段アレを着て外を歩く勇気は少なくとも自分にはない。かといってバンテリンドーム観戦は基本夏場となるからなおさら使いどころがない。

 そして想像してほしい。あれを着た人が外を歩いている姿。俺には想像できない。

 かといって家の中じゃ普通に暖房を使うしあそこまでの重装備は必要ない。家の中で展示?するわけないよ。

 

 一方でレギュラーの選べるグッズは使い道がある。

 例えば今年増えた新顔であるモジュラーバッグはまだ外で使えないことはなさそうだし、実物を見ないと何とも言えないが家の中で適当な場所にひっかけて物入に使えそう。私のような激狭い物件ではそういう収納でも全然嬉しい。

 そしてスツールBOX。よっぽどドラゴンズドラゴンズしてる人の部屋以外に置いといたら異質すぎて浮きそうだがその一方で物入として使え、その上でオットマン等を兼用できるなどデザインは主張強めだが実用性という面では申し分なさそうな性能をしている。

 こちらもゴールド限定ジャケット同様デザインの主張が強いのでは?と感じるかもしれないがこれは基本室内で使う物だから他人の目を気にしなくていいという点でデザインが奇抜でも許されている。

 

 頼むからファンクラブは「会員がグッズを愛用してくれるのか」を基準にデザインしてほしい。

 一昨年くらいにあったドライバーや今回のスツールBOXなど外で使わないものは多少見た目が奇抜でも(比較的)問題ないだろう。ただ外で使う物の見た目が奇抜なのは問題だ。そんなん普通身に着けられんやん。俺は名古屋に住んでるけどバンテリンドーム周辺以外でドラゴンズドラゴンズしてるファッションの人見たことないよ。

 ドラゴンズ感を前面に押し出しすぎ。ファンクラブの特典グッズなんだからチームの要素は入れなきゃにしてもパッと見ではわからないレベルにしれっとしていた方がスタイリッシュでいいじゃないか。しかも使いやすい。

 そんな中で使いやすいイカすグッズを使って「実はこれドラゴンズのファンクラブに入れば貰えるグッズなんですよ」って言った方が非会員も「こんないいものがあるなら私もファンクラブ入ろうかな」となりやすいのではないだろうか?

 そういった意味では数年前のレザーのトートバッグはドラゴンズの主張が抑えられ、なおかつ実用性に優れている。ああいう感じのが望ましいと思っている。

 

 もちろんガリゴリのドラゴンズ感満載のものを求めている人もいるだろうから、あくまで一個人の意見として受け取ってほしい。

 ただ、そういう人向けに今回のジャケットのような「いかにも」なやつを用意した上で自分のような実用性重視の人向けのグッズがあってもよかったんじゃないかと思う。

 

 いや、長々と話したが問題と感じているのは限定グッズが酷いことではなく『限定グッズ(全1種)しか選択肢がない』という点だ。

 ゴールド限定という発想はこれまでにあまりなかった『ゴールド会員としての特別感』を演出できてるし内容はともかく発想はかなり評価している。ただだからこそそれ以外からも選ばせてくれよ。なんで固定してんだ。

 これじゃ『特別』ではなく『全くの別物』じゃないか。さらに言えば『特別感』より『強制された感』という負の感情の方が大きくなってしまう。グッズ選択はけっこう楽しみにしていたんだよ。

 

 さらに例えば今年からファンクラブに入りたい。そしてゴールドに枠があるという状況では新規さんならユニフォームが欲しくなるんじゃないだろうか。それなのにゴールドには選択肢にないからどうしてもユニが欲しければその人はレギュラーを選ぶことになってしまう。

 公式サイトにも書いてあるじゃないか。

 FC会員の必需品となった「FCユニホーム」、「FCキャップ」も、これまで通りラインアップ。

 

ドラゴンズ公式サイトより引用

dragons.jp

 「じゃあなんでゴールド会員は必需品が選べないんだよ!」って思わず読んでて突っ込んじゃったよ!

 

 仮にだ。仮に限定グッズしか選択肢がない。その上で1種類しか用意しないのならレギュラーの選択肢を含めても「どう考えてもこれ一択でしょ」と思える程にデザインも実用性も共に高クオリティなものを用意するべきだ。

 公式サイトには2022年『から』事務局指定とある。つまりは再来年からも選択肢がないのだ。

 事務局には「これから毎年最大で13,000人にもなるゴールド会員全員を満足させられるクオリティのグッズを実現し続ける覚悟があるのか」と問いたい。そして同時にそんなことが実現できるようなグッズが明らかに採算度外視した換金性の高い物以外であるのか?とも問いたい。最後に来年度会員は全員満足するか?とも問いたい。

 たった一つの選択肢で全員を満足させるということは明らかに現実的な話ではない。

 例えば今回のジャケットだってデザインが優れていても既にお気に入りのものがある人からすれば「うーん」となるだろう。

 だからこそ、選択肢が複数あるレギュラー会員の方があり方として望ましいと言えよう。

 「こんなの全部いらねーよ!」って人でも、多少自分の中でマシだと感じる物を選択できるのだから。

 少なくとも来年のグッズでは何度も語った通りゴールド限定よりはレギュラー向けグッズに魅力を感じている。個人の感覚だが、そういう人を生んでしまうなら限定グッズ『のみ』というのはやめた方がいいのではないか。

 

2021/09/29追記:

 恐らくグッズを一つに絞るメリットとして発注量がわかるから品質を高くできるというようなものがあるだろうが、ゴールド会員は人数差はあれど老若男女様々な人間がいると思う。そんな中では自分の趣味に合わず「これならレギュラーのグッズの方が……」と思う会員は必ず一定数いる。先ほども書いた通り1万もの人間を満足させるなんて採算度外視しない限り無理なことだからだ。いや、採算度外視しても難しいだろう。

 他にも「レギュラーのあれは面白そうだけどゴールドのそういうのはもう持ってるんだよな」と感じさせたらがっかりされるだろう。

 

 また、ゴールド会員は枠を制限しており優先権もある関係上「今年はレギュラーの方がグッズがいいからレギュラーに降格したいが、来年のゴールド限定グッズがよいものだったら枠がとれるか」ということを考えるのはそれなりのストレスとなる。

 発注数が不安定となりロスを出す可能性が出てしまうので事務局としては避けたいかもしれないがせめて「ゴールド限定にプラスしてレギュラー会員のグッズも選べる」という選択肢は最低限用意してほしいと思う。

 もちろんこんなものはファンのワガママな考えでしかないがファンと球団の考えなんてものは相反するものとなることも多々ある。球団はこの考えへの認識が甘いのではないかと個人的には感じている。

 

年会費とクーポン

 「所詮グッズなんておまけだしね。何かがもらえるだけ嬉しいよ」と割り切れる人もいるだろう。ただグッズ以外にも問題がある。

 それがクーポン。恐らく年会費の多くを占めているのがこいつだろう。グッズはしょせんおまけだ。

 遠方組にはひどい仕様だと思うが自分は名古屋住で普通に使い切れるだろうからそこは(そこまで俺は嫌な思いしてないし)目をつむろう。来年から一般発売前に使用できるのがデフォになったようだし当初の仕様よりは多少マシにもなった。

 (FC発売日と同時に、あとはプレミアム含め全試合全席種で使わせてくれよとは思うけどそこは商売的にそうしたいのも理解できるし自分はまだ数歩譲って許せる範囲)

 

 問題はクーポンの年会費に対しての還元率である。もしかしたら自分があまりの出来事に頭が混乱して計算が間違ってるのかもしれないがゴールド会員は400円とはいえ赤字なのに対しレギュラー会員だとなんと千円以上も黒字になるのである。

 

 そして実はゴールドで貰える5,000円のクーポンよりレギュラーの2,700円クーポンの方がやや優れている。なぜならクーポンの仕様にチケット1枚につき1枚使用可能で余剰分は切り捨てられる(他のチケットに余剰分を跨らせることができない)からである。

 例えば内野Bはスタンダードの試合で4000円。5000円クーポンをここに使うと千円損する。つまり先ほどの還元率がさらに下がってしまう。(わざわざこのクーポンで内野Bをとるというケースは稀だろうけど、一緒に行く非ゴールド会員の友人等との予算の兼ね合いなど考えられるケースはあるにはあるだろう)

 額面が大きいというのは確かにいいことに見えるが実際は選択肢を心理的に狭めているということでもある。

 (2,700円の方は「数百円くらいなら損してもいいから安い席でタダ見するか」って思えるしね)

 もちろんタダでくれるのなら5000円の方がいいがこれは年会費と引き換えにもらってるようなものだから還元率とセットでこういった使いやすさの面も見るのは当然だろう。

 

 よってクーポンで考えると還元率も利便性も優れているレギュラー会員の方に分があると言えよう。

 

その他

 では他の部分ではどうなのか。もちろんゴールドが優れている点がある。それは「来場ポイントの付与」だ。

 ゴールドはレギュラーに比べ70ポイント。約2試合鑑賞した分多くのポイントが付与される。

 この点においては何も疑うことなくゴールドの方が上だろう。

 しかし、先ほどの「グッズ」と「クーポンのお得感」を考慮した上言えばそれらを差し置いてゴールドを選びたくなるくらいの差かと言われればそうでもない。(個人の感想です)

 2500ポイントくらいくれるのならもうちょっと頑張ればサインボールなどが交換の射程圏内に入るしゴールド会員でもいいかな……?と思えるくらい。そう考えると70ポイントというのは誤差としか言いようがない。少なくとも年会費6千円とグッズが選べない差は確実に埋まらない。

 現状ポイント交換アイテムは最低150P~となっている。この70ポイントの差で何か貰えるかと言われれば何ももらえない。

 最終的にヒーロー予想で予想外のポイントが入ってきて「あと70ポイントあれば…」ということもあるだろうが、そこに備えるくらいの価値がゴールド会員にあるのかは疑問だ。

 

 では他にゴールドの優位な点とは一体何か。

 何だ? ないんだよ。強いて言えば今年の話だけど会員証がゴールドの方がカッコいい。

 

 去年から薄々思っていたんだ。「ゴールド会員である意味あるか……?」って。でも来年からこうなってしまったらもう本当にゴールドである理由は何もない。だってここに書いた通り明らかに来年に関してはレギュラーの方がいいんだよ。

 お布施と思うのならいいけどお布施をするつもりならバンテリンドームで飲食をしつつ少しでも多く試合を見た方がいいだろう。

 

 総合すると

 年会費     ゴールド<<<レギュラー

 グッズ     ゴールド<<レギュラー ※ここはあくまで個人の主観です。

 クーポン還元率 ゴールド<<<<レギュラー

 来場ポイント  ゴールド>レギュラー

 その他     ゴールド=レギュラー

 

 ここで言いたいことは公式は目を覚ましてくれ。こんなの絶対おかしいよ。

 Twitterではダサイとかなんとかグッズの質がいわれているが、どう考えてもそれ以前に構造的に根本的におかしいんだよ。

 頼むから。頼むから夢から目を覚ましてくれ。

 

 この仕様では新規はレギュラーを選ぶだろうし、現状のゴールド会員で来年からレギュラーに鞍替えする人が多そうだろうがゴールド会員の枠は果たして埋まるのだろうか。

 そもそもやりたいことが「ここまでにしてもまだ枠が埋まるか」という実験なのか……???

 

 とにかく、どうなるかを見守りたい

 

 

最後に、何をどうしたいんだドラゴンズ

 

 最後に、これは今年に始まったことではないがドラゴンズという球団に対して言いたい。

 

 よく「監督代われ」という批判がある。が、私はこれにはそこまで同意するつもりがない。

 なぜなら監督が代わったところでチーム成績が変わるイメージがわかないからだ。

 恐らく高木監督時代から約10年ほど言われていたこと。なんなら落合時代から言われていたことだろう。

 それで高木さん、谷繁さん、森繁さんときて現在の与田さんが監督をつとめているわけだが、チームはよくなっただろうか?

 去年与田監督がAクラスに持って行っただけで実際のところはBクラス暮らしをしている暗黒期が続いてしまっている。今年も(執筆時点で)確定ではないが、現状Aクラスの望みは極めて薄いと言わざるを得ないだろう。

 

 つまり、私が監督交代に同意しかねているのは与田政権の良し悪しの話ではなく「監督が代わったところで」というのが自分の考えだ。

 もちろん打撃陣には不満がある。たった数年前は「打者はかなりよい、投手最弱」だったチームが今や真逆になっている。少なくとも打撃コーチ陣にテコ入れは必要だと考えているが、与田さんそのものは「どっちでもいい」くらいに思っている。投手は最弱から最強クラスに立て直してくれたしね。

 

 話が大きく脱線したが私が言いたいのは与田政権の良し悪しの話ではない。当然「監督代われ派」も認識しているだろうし同時に主張しているだろうが、「もっとかわるべきところがあるだろう!」という話がしたいのである。

 じゃあ何が「かわる」べきなのか。答えは明白。「親会社が」かわるべきだ。

 ここで言う「かわる」は「代わる」じゃなくて「変わる」でもいい。とにかく、かえなきゃいけない。

 

 確かに金銭面が苦しいのは一般人の私ですら認識している。特にコロナ禍である今はとても苦しいだろう。

 しかしそんな懐事情をコロナ禍以前からさも当然かのように、そして恥ずかしげもなく公言している球団の姿勢、そしてそれが「何か悪いかね?」と言わんばかりの上層部の認識に多くのファンはうんざりしているだろう。

 私の中の常識では「いや~お金がないからね~」なんてファンに向けて言わないよ。言うにしてももう少し申し訳なさそう感くらいは出す。

 

 補強などファンの目に見える範囲は絞っている。じゃあファンの目に見えないところは? 設備等は他球団と比べ同じだけのものなのか?

 たくさんいる期待の若手たちがいまいち伸びていないのは本人やコーチ陣だけの問題なのだろうか?二軍は成績が全てじゃないのはわかるがちょっと心配になる。

 これは意識と認識の問題である。今回のゴールド会員の改悪にしろファンというものを蔑ろにしているのではないかと、少なくとも私個人としては感じてしまっている。

 いや、ファンではなくドラゴンズそのものを蔑ろにしているのでは?とすら感じている。

 いい加減目を覚ませ。俺たちに強いドラゴンズを見せてくれ。

 

 もし球団が「変わらなくていい」と思っているのならその時は要求したい。「代われ」と。