戸郷が語るだけ

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【物語の宝箱】アニメ『魔女の旅々』の魅力を語る

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© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

引用元:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト

魅力を語るシリーズとは

私「とごー」が対象の物事を知らない人または興味のない人向けに魅力を語るシリーズである。
今回紹介するこの美しいロゴをしたアニメは一体、何でしょう。

そう、『魔女の旅々』です。


この記事はこんな人に読んでほしい

  • アニメが好きな方
  • どんな話でも楽しめるからこそ、いろいろ楽しみたいという雑食系の方
  • どうせ萌えアニメでしょ?萌えアニメはちょっと…って方
  • 「魔女の旅々はいいぞ」ってあれ見ててキツいんだけどって方
  • そもそもなんて読むの?って方

 

 

 

アニメ『魔女の旅々』

こんにちは とごー です!

今回は私が絶賛ドハマリ中の作品『魔女の旅々』の魅力を語ります!
原作のある作品ですが、今回は入りやすいアニメの方を紹介します。
原作版は下記記事に書きました!アニメ視聴済みで原作購入を迷われている方はこちらをご覧ください。

 

togotalk.hateblo.jp

 

ちなみに、「旅々」は「たびたび」と読みます。「りょりょ」ではない。(自分は最初そう読んでた)

 

『魔女の旅々』ってどんな話?

公式サイトから引用すると

あるところに一人の旅人がいました。彼女の名はイレイナ。
若くして魔法使いの最上位「魔女」となった才女です。 幼いころに読んだ旅の物語に憧れて、
流されるように気ままな長い旅を続けています。 この広大な世界を自由に渡り歩き、わけのわからない可笑しな人や、
誰かの美しい日常に触れながら、 彼女は旅人として、これといった目的もなく、
色々な国や人との出逢いを繰り返します。
そして同じ数だけの—— 「構わないでください。私、旅人なものですから。
先を急がなければならないのです」 そんな魔女イレイナが紡ぐ、出逢いと別れの物語…。

 

引用元:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト


という話だ。どことなくオシャレな雰囲気がある。
主人公イレイナが旅をする中で様々な人と出会いそして別れる過程で様々な経験をするという物語。
この作品、原作が短編集であるだけに様々な形の話が楽しめる。
例えば平和でハッピーエンドな話。例えばおバカで笑える話。例えばバッドエンドを迎えてしまう話。
そんな様々な話を楽しめるからこそ、どんなのでもOK!という雑食系の方にはたまらない一品に仕上がっている。
一話一話見るごとに「次はどんな話が待っているのか」とワクワクできるだろう。


既にテレビ放送は終了しており、現在は様々なビデオオンデマンドサービス(VOD)で楽しめる。
加入されている方も多いだろうAmazonPrimeビデオでも見ることができるぞ。(2021年1月10日時点)

 

アニメ『魔女の旅々』の魅力

作画のよさ

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© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

引用元:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト

自分はアニメ会社はかの有名な「京アニ」くらいしか知らないが、今回の件で「C2C」という会社を覚えた。
そのC2Cによる「これ映画か?」と思えるような美しい作画の物語が展開される。
やはりアニメで見る以上は綺麗な作画が求められるものだ。この作品は見事に高水準でそれを魅せてくれる。

 

多種多様な話

先ほども触れたことだが、この作品の原作は短編集であり、様々な話が楽しめる。

全ての話が繋がっている続き物だと、どうしても次の話の展開が予想できてしまう。
例えばバトルものやスポーツものの対戦中で話が終われば
「次の話はここからどうやってこの敵に勝つのだろう。ああするのか?こうするのか?」
といった具合だ。(たまに主人公が負けることもあるが、基本的に勝つので)
一方でこの作品は「そもそも次はどんな話になるのだろう」となるから予想のしようがない。
だからこそ、この作品は他のアニメではなかなかできない楽しみ方もできる。


カワイイキャラクターとそこから生まれるストーリー

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© 白石定規・SBクリエイティブ/魔女の旅々製作委員会

引用元:TVアニメ『魔女の旅々』公式サイト

キャラクターが可愛いというと、「萌えアニメかぁ」と少し引き気味になる方がいるかと思う。
そしてこの作品はキャラクターそのものに焦点があてられることが多く、女性キャラが多い。
…という萌えアニメ要素がこれでもかと詰め込まれているが、実際どうなのだろうか。

 

例えば主人公のイレイナはいわゆる『天才』だ。
「おいおい萌えアニメでかつ『俺つえええ』な感じかよ最悪だ」
と思った方もいるかもしれないが、イレイナは天才だからこその挫折を味わう場面や、天才だから苦悩する場面が描かれる。
そう、彼女は内面までも完璧で最強な美少女というわけではない。
その人間味あふれる姿は一般的に想像される萌えアニメのそれとはまた違う。

そんなどこか人間味を感じる「ハートフルなストーリー」というものが楽しめる。


キャラクターそのものだけではなく、ストーリーを楽しめる。だから私はいろんな人にこの作品をお勧めできる。

 

声優のよさ

自分は声優事情にあまり詳しくない。そもそも興味がない。

「だって作品そのものが楽しめれば中の人とかどうでもよくない?」
と今でも思っているが、この作品ではキャラを演じる声優に対する興味を持たざるを得なかった。
特に終盤の話は声優の演技そのものを楽しめる次元に突入していた。
12話全てを見終わったあなたは否応なしに「声優ってすげぇな」という感想を抱くだろう。

 

「魔女の旅々はいいぞ」というノリ

Twitter上では「#魔女の旅々はいいぞ」というハッシュタグがつけられてこの魔女の旅々が語られる。
恐らくだが、一般的な感性をお持ちでなおかつこの作品を知らない人からすればこのノリは正直「引く」だろう。

確かに「美少女」が出てくる「アニメ」でそれを「いいぞ」という「オタク」っぽいノリ。敬遠したい要素がこれでもかと詰まっている。
だがしかしbut,however 今まで語った通りこのアニメは視聴者を癒してくれる美少女を眺めるだけの「萌えアニメ」ではない。

 

そもそも冷静に考えてみてほしい。
「そういうノリはちょっと…だから魔女の旅々って作品は結構です」という理屈は正しいのだろうか?
こういうノリが嫌いだとしても、魔女の旅々という作品まで嫌うことはおかしいのではないだろうか。
アニメを見るだけなら一人でできる。ぜひ、「そういうファンのノリがきついから」という理由で敬遠しないでほしい。
アニメを楽しんだ後に、そのノリに加わらなければそれでいい。あなたにはあなたの楽しみ方があるはずだ。

 

まとめ

魔女の旅々は2020年見たアニメで一番楽しめた。
綺麗な雰囲気から繰り出される様々な物語は、きっと皆さんを楽しませることができるだろう。

ぜひお時間のある方は、この作品を見てほしい。


そんな自分が現在絶賛ドハマリ中のアニメ『魔女の旅々』の紹介でした。

 

各画像、あらすじの引用元:

majotabi.jp