【多彩な物語】小説『魔女の旅々』の魅力を語る

魅力を語るシリーズとは

私「とごー」が対象の物事を知らない人または興味のない人向けに魅力を語るシリーズである。
今回紹介するのは原作版の『魔女の旅々』です！

この記事はこんな人に読んでほしい

魔女の旅々という作品をそもそも知らないという方はまずはアニメ版の記事をご覧ください。
この物語の概要などはそちらにまとめてあります。

こんにちは　とごー　です！

今回も前回に引き続き絶賛ドハマリ中の作品『魔女の旅々』の魅力を語ります！
前回のアニメ編に続き今回は原作である小説編です。
最後にちらっと漫画版の話もします。

なんといってもいろんな話からなる緩急だろう。
魔女の旅々は短編集で様々な話が収録されている。
ハッピーエンド、バッドエンド、バカみたいな話、くだらない話。まさにお話のフルコースだ。
次々出される物語という名の料理を、あなたは次々と食していくだろう。

魔女の旅々という店では無限に食欲がわいてくる。

アニメでは主に原作3巻まで(+5巻の一部)の内容が放送された。
「アニメの続きが気になる！最後の最後のあれはなんなの？」って方は4巻を手に取ってみてもいいだろう。

とはいえ、3巻までで放送されていない話もある。
実はアニメでは描かれなかった最終回に登場した国の秘密が3巻に書かれていたりする。
そして2巻ではアニメ化しなかった大人気エピソードが収録されている。
1巻にはアニメにちょいちょい出現した「なんか気になるあの人」の話が収録されている。

結局何が言いたいかというと、1～3巻も買うことを強く強くオススメする。
アニメ化されている話でも、時間の都合上描き切れなかったキャラの内側を知ることもできるぞ。
特に9話と11話、そして先ほども書いた最終回にあたる話は原作版もぜひぜひ読んでほしい。

アニメを楽しめた方は、かなり高い確率で原作も楽しめるはずだ。
そして原作を読んでこう思うことだろう。
「これはぜひ2期がほしい」
と。

はっきり言うが、アニメ化された3巻までは前座だ。(ただしアニメ最終回にあたる3巻最後の話の美しさはガチのマジ)
魔女の旅々は4巻からその真価が発揮される。

アニメの感想で一部では「シリアスは微妙じゃね？」という声もあったが、原作はもっとキレのいい話がある。
特に7－10巻はマジでおすすめ。

また、原作も読んだうえでもう一度アニメを見てくると、描画の細かさがよくわかる。
「この製作陣、只者ではない。」原作を読んでいるからこそこの感想が思い浮かぶ細かなシーンがいくつもある。

魔女の旅々は漫画版もある。
どうしても小説は苦手という方は、こちらがおすすめだ。

(ただ、原作と比べてはしょられている話が多いです。漫画は描くのに時間がかかるから当然ですが。)

当然、小説を楽しめるという方にもおすすめできる。
原作とは違う展開もあるだけに魔女旅好きはみんな読むべきだ。

アニメは楽しめた。ただ、「原作はちょっと高いから…」という理由で敬遠している方がそれなりにいるのではないだろうか？
そんな方はアニメと同じく、いや、アニメよりも多種多彩な物語が展開される原作も気に入るはずだ。
特にアニメを見て気に入ったという方はぜひ手に取ってみてほしい。

そんな自分が現在絶賛ドハマリ中の小説『魔女の旅々』の紹介でした。

画像引用元：

戸郷が語るだけ