こんにちは とごー です!
今日はとごーが選ぶ魔女の旅々のエピソード50選の50~41位を紹介します!
原作ネタバレを含みます。15巻まで読み切れていない人は見ないでください。
内容もただの感想です。見ても何も得しないよ。
下記記事を読んでいない方はまずをご覧ください。
このランキングの概要的なものを軽くまとめています。
- 第50位 08巻 『猫耳喫茶へようこそ』
- 第49位 07巻 『昔々、あるところに/分かり合えない人とケモノの物語』
- 第48位 06巻 『アリアドネの七日間』
- 第47位 14巻 『断罪のセーナ』
- 第46位 02巻 『魔法使いのための国』
- 第45位 15巻 『とある旅人の物語』
- 第44位 09巻 『巨人の調理場』
- 第43位 07巻 『美人だけの村』
- 第42位 06巻 『競箒』
- 第41位 04巻 『虚構の魔女』
- まとめ!
第50位 08巻 『猫耳喫茶へようこそ』
自分でランキングを組んでおいてなんだが、これが50位にくるあたり魔女旅は層が厚いと感じさせられた。
これは内容云々ではなく、イレイナとアヴィリアの可愛さだけで50位に来た作品である。
しかしこの話の最初にイレイナを見たアヴィリア、そしてアヴィリアを見たイレイナの気持ちを考えると複雑だ。共感性羞恥が発動した。
でもその後のアヴィリアの様子を見て回復した。ほんとポンコツっていいね。
(アレルギーとは言え)あれだけ言ってたのにいざとなったらめちゃくちゃネコカフェ楽しみにしてるイレイナいいよね。
第49位 07巻 『昔々、あるところに/分かり合えない人とケモノの物語』
『分かり合えない人とケモノの物語』のみの評価と思ってもらっていい。
この話はルシェーラという人物を中心に物語が進む。
内容は面白い→悲しい→感動という形で進み、読者は感情のフルコースを堪能させられる。
地味だが、睡眠に関する描写は二人の性格がよくでていて凄くいい。
安心しないと眠れないルシェーラ。
そしてイレイナは
昨日の夜、私は随分と遅くまで起きていましたが、それでも私は眠気と疲れに負けて彼女より先に寝てしまっていました。
引用元:魔女の旅々 7
という描写からもルシェーラより先に眠るつもりがなかったやはりお人好しなイレイナ。
時代の違い、視点の違い、価値観の違い。
そんな様々な違いが細かく描写されていて雰囲気ポイントが非常に高い。
第48位 06巻 『アリアドネの七日間』
6巻ラストのお話が早くもランクイン。早い。
時系列シャッフルがなされるなかで、最初はよくわかならかった謎がだんだん開けていく様は爽快だ。
「幸せは人それぞれだよね」って話は世の中腐るほどあるだろうが、これもそんなお話。
ただ腐るほどという表現ができるくらいに作れるほど、人は自分のものさしで他人の幸せを測っているのかもしれない。
というよりは、そういうことにしないとやってられないくらい弱い生き物なのかもしれない。
独りよがりはよくない。そんな話でもある。
第47位 14巻 『断罪のセーナ』
「あぁいつものイレイナさんがこってり叱られるかそれを躱していく話ね」
と最初思ったが、そんなことはなかった。疑ってごめんよ。
ただ、疑ったことは悪いけど日頃の行いが悪いのもいけないと思う。
セーナの見た目は魔女旅でもトップクラスだと思う。
その正義感の強さもとてもよい。夜は…まぁ人間そういうのも必要だし…
最後のセーナが強がりきれない描写とイレイナのからかい上手なところも高評価。
そうそう、「見た目トップクラス」って感想をあと5回は書き込む気がする。
第46位 02巻 『魔法使いのための国』
作者の白石定規先生は対比とかそういうのがめっちゃ好きな人だと思う。多分。
そしてそれがとてつもなく嫌な感じででたのが、この『魔法使いのための国』という物語だ。
プロローグを抜けば2巻の最初。これは1巻最初の物語である『魔法使いの国』を意識していないわけがないだろう。
ただ、内容は…本当に作者のいい性格というものが感じ取れてしまう内容だった。
だけど自分はこういう話が大好物。あの読んだ後に残る気持ち悪い感じが好き。
実際世の中にはこのような世界がそれなりに存在するのかもしれないが、少なくとも自分には縁のないようでそういう意味での新鮮味もあった。
通常人が人を見下すのは、自信の無さからくるものだ。
自信がないから、何かと理由をつけて他を見下し、満足感を得る。
ただし、この世界はもはやそういった次元ではない。それが『娯楽』として成り立っているのだ。
やはり、私とは価値観が違う。読み終わった後に気持ち悪さを残してくれた。
第45位 15巻 『とある旅人の物語』
最新刊最後の物語だ。
なんで急にこんな話が入ったのかわからないが、ヴィクトリカという女性の話らしい。
一体誰のことだ…???(すっとぼけ)
魔女の旅々には教訓めいた話はわりとでてくるが、その中でもピカイチの完成度。
道徳の教科書にこれをそのまま載せても違和感がないのではないだろうか。
…さすがにそのままはだめか。
発売日がアニメ放送の終盤にぶつかった15巻を締めくくる内容としてはこれ以上ないものだっただろう。
第44位 09巻 『巨人の調理場』
9-10巻の流れは本当に素晴らしいと思う。
その素晴らしい流れの幕開けは、こんな話だった。
そんな話であるが、わりと酷い方の話だと思う。
酷いというのは悪い意味ではなくてね。
内容はワチャワチャしていてとても可愛らしい話だ。
あと、がイレイナさんの悪い顔がとてもよかった。
彼女が悪い顔をしていること自体はいつものことなのかもしれないけど。
第43位 07巻 『美人だけの村』
珍しく「そっち系」の話が描かれた。
[収穫祭]のオチそのものは途中から読めたという人も多いと思うが、ラムとマトンは読めなくて衝撃が走った。
最後のイレイナさんの挿絵も衝撃が走った。別の意味で。
急に話は変わるのだが、私は羊肉を食べたことがない。美味しいのか気になる。
ぜひ機会があれば食べてみたいものだ。ラムとマトンとあるがやはり違いがあるのだろうか?興味は尽きない。
あ、羊肉ってそっちじゃないですよ?
追記:カレー店でマトンカレー食べました。めっちゃ美味しかったです。
第42位 06巻 『競箒』
5巻で『ニケの冒険譚』と並んだ魔女の旅々。
そんな魔女の旅々が6巻で新たな区切りをスタートさせるのにふさわしい話であった。
ただ文字を読んでいるだけなのに爽やかな青春の風を感じられそう。そんなお話。
ただ、その青春の風をせき止めたのがあのオチ。私は気分がよかったのにイレイナは本当に余計なことをしでかしてくれた。
まあ、イレイナなら絶対やってると思った。やらないわけないよね。
第41位 04巻 『虚構の魔女』
題名ガチャSSR級の神題名から繰り広げられた話はゲロまみれの話である。目次でこの題名を見たときのワクワクを返してほしい。マジで。
ちなみに自分はコーヒーがあまり飲めない。ブラックとかただの毒の入った泥水じゃん。
そんなこんなで自分の舌は多分ユーリィと同じレベルだがそれを好き好んで飲まないあたり頭のレベルは彼女より上だろう。やったぜ。
サイコパスに憧れる中高生と思わしき人物がネット上にたびたび出現するが、それらはハードボイルドを目指すユーリィみたいなものだと思えば可愛い気がしてきた。
話の内容としてはいわゆる「バカ話」だ。一応バカ話では片づけられない組織がでたり、イレイナが魔法をぶっ放ったりするのだがそれをバカ話にしてしまうのがユーリィというキャラクターだ。
それはそうと、魔女旅は美少女がゲロ吐きまくりだと思うんですけど。大丈夫なんですか?
まとめ!
40位台であっても、これらのエピソードがランクインしてきた。
自分でも本当に驚いた。本当に50位でこれかよ。と。
これよりも上位をとった40作品もぜひお楽しみに!
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