ふと思ったのですが、この作品の幽霊ってやたらに「自分が見えているか」を気にしていますが、あれだけ主張が強い風貌なのにも関わらず(多分だけど) これまで誰からも視認されてこなかったと考えるとなんだか切なくなってきました。
そんな感想を抱きながら見た第5話感想でございます。
前の話の感想
ユリアは原作でも一番好きなキャラです。最初声がなんか若干違うと思ってましたがなれるものですね。声優の演技は凄いものです。(毎回声優褒め褒めおじさん)
何とも言えない不憫なところが好きです。別に自分にSっ気があるわけじゃないんですが、こういうキャラってなんとなく不完全だからこその人間味みたいなのがあって凄く好きになれるんですよね。
最近の物語のキャラって完全イメージで話をしちゃいますがとにかく「最強!無双!!欠点は鈍感なことだけ!!!」みたいなのが好まれるというか、多いイメージです。ただああいうのってもはや完璧すぎて機械寄りの人ならざる者ってイメージで感情移入と言うか、なんか一人物として好きになれないんですよね。そういう登場人物を否定はしませんが、個人的には好きじゃねーなって感じです。
さて、そんなとごーが個人的に好きなユリアにスポットがあたった回です。
ユリアは「まぁまぁ見える子ちゃん」といったところでしょうか。
まあ序盤はユリアの自己紹介的な感じで進め、中盤でみこと接触しました。
ちっちゃいおっさん再び。相変わらず画面越しに見てる分には可愛いおっさんですね。なんだかほっこりします。
そしてそれと同時にポケモンのツンデツンデみたいなやつがでてきました。あれは可愛くないですし、学校にあんなもんいてほしくないですよね。
学校って七不思議など何かと幽霊的な意味で怖いイメージありますが、とはいえ出るにしても人の形は最低限保っていてほしいところです。
ユリアは「まぁまぁ」なのでそんなツンデツンデ(仮称)は見えないご様子。そう言えば恐らく中学時代の描写がありますが同級生に「きもい」と言われていましたね。ユリア可愛いだろうがぶち……やめておきましょう。
そしてその後半殺しにあうユリア。素人があんなことやると加減がきかないからやめようね。玄人でも素人相手にやるのはやめてね!
そしてユリアが潰れ、保健室の描写になりましたが保健室にいじめ防止ポスター的なのはってあったのになんか笑っちゃいました。
そして後半。忘れていましたが、こんなエピソードもありましたね。
実は一番上の数行はツンデツンデ(仮称)見たときに「なんか哀れやなぁ。忘れんうちにこの感想書いとこ」と思ってアニメを最後まで見てない段階で書いたんですが、まさにそんな自分の抱いた感想にぴったりのエピソードが挿入されました。これは偶然か、製作陣の陰謀かはわかりませんがなんだかタイミングのよさにドキッとしてしまいました。
おじいちゃん。ずっと見える人を探していたんでしょうね。なんとか見えてなおかつ機転の利く「いい子の見える子ちゃん」に出会えてよかったなぁと思いました。
さて、次回の話は原作一応読んでる自分も見当つかないですね。初期の方は忘れちゃってるの多いですからね。
いったい何が来るんでしょうか。公開まで1週間程度楽しみに待っています。
次話